ベビーカーでも乗れる?東京BRT 10月1日プレ運行開始
こんにちは。
湾岸地区に住んで9年、湾岸地区大好き わん子 です。
本来であれば2020年5月24日からプレ一次運行開始の予定だった東京BRT、オリンピックの延期や新型コロナウイルス感染症の影響で、東京BRTの運行開始も延期となっていましたが、とうとう2020年10月1日より、プレ運行(一次)の開始が決定しました!

数か月前から豊洲や東雲でも「訓練車」と表示された東京BRTの連節バスが運行の練習をしていたので何度も遭遇していました。全長18メートルのボディはやっぱり迫力!
運行事業者は京成バスです。海浜幕張でもこの「連節バス」が運行していますのでなんだか見たことあると思われた方も多いのではないでしょうか。
東京BRTでは、都バスと同じようなタイプの「単車」と、2台分のボディがつながった「連節車」の2種類が運行するそうです。
プレ運行(一次)のルート
プレ運行(一次)の運行区間は下記のルート。

虎ノ門ヒルズ ~ 新橋 ~ 勝どきBRT ~ 晴海BRTターミナル
- 運賃は220円(小児110円)
- BRT専用一日乗車券は500円(PASMO,SUICAのみ対応、小児半額)
- BRT専用定期券あり(2020年9月24日より新橋定期券発売所にて販売開始)
- 東京都シルバーパス利用可能
- バス車内ではフリーWi-Fiが利用可能
- 運賃前払い制、中扉・後扉より下車
プレ運行時は、いろいろお試し期間のようで運賃収受の方法などを本格運行に向けて整備していく期間のようです。プレ運行時はまだ速達性、定時性を十分に確保できないため、表定速度としては路線バスと同等だとか。(※表定速度とは『運転区間の距離÷運転時間』で停車時間も含めた平均移動速度を数値化したもの)
今後、停留所での全扉乗車や、車内での現金収受を実施しない新しい運賃収受方式を検討、公共車両優先システム(PTPS)の導入などにより、表定速度を速めていくそうです。
なお、定期券料金は下記の通り(2020年9月現在)
1か月 | 3ヵ月 | 6か月 | |
通勤 | 9,000円 | 26,000円 | 50,000円 |
通学 | 6,300円 | 18,200円 | 35,000円 |
小児 | 3,150円 | 9,100円 | 17,500円 |
プレ一次運賃出典はこちらです
プレ運行(一次)の時刻表はこんな感じでした。公式サイトよりご覧になれます。

連節バスは毎時1本!貴重ですね~。
今後のルート
バス停には、「プレ運行は、臨海地域の交通需要増に速やかに対応するため、環状第2号線本線トンネル開通前から段階的に実施する先行的な運行です。本格運行は環状第2号線本線トンネル開通後に開始する予定です。」と書かれていました。

今後、プレ運行(二次)を経て本格運行となる運びです。
プレ運行(二次)の路線図

2022年の、本格運行時の路線図

東京駅・銀座への延伸や、東京国際クルーズターミナル、東京ビッグサイトへの乗り入れも検討中とのことです。
ベビーカーは乗れるのか?
路線バスでも問題になっている「ベビーカー乗車問題」ですが、公式サイトの「よくあるご質問」コーナーに「フリースぺースで折りたたむことなくご利用いただけます。なお、フリースペースを既に車いす、ベビーカー等が利用されている場合、車内混雑等により安全にご乗車いただけないと判断した場合には、ご乗車をお断りさせていただく場合がございますので予めご了承ください。」と書かれています!
バスのタイヤを縁石に押し当てる形で停車し、バスと歩道の隙間を極力小さくする「正着制御」のテストも行われているようなので、車いすやベビーカーも乗り降りしやすくなるといいなと思います。

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