【豊洲市場】ゆりかもめ「市場前」駅にデジタルサイネージが設置されました
豊洲市場の玄関口である ゆりかもめ 「市場前駅」の改札を降りてすぐ目に入る、豊洲市場との連絡通路に、観光客向けのデジタルサイネージが設置されました。

こちらは、市場施設や食材などを紹介する案内標識で、下記の目的で設置されたそうです。
- 市場の活性化
- 地図情報・施設情報
- 豊洲市場の紹介の動画
- 緊急時には Lアラート(災害情報)に対応
掲出内容は下記のとおりです。
- 市場施設案内地図
- 休開市日・時間帯別の案内表示
- 市場内の物販・飲食店舗マップ
- 豊洲市場からのお知らせ
- 東京都及び江東区からのお知らせ
- 事業者向け(B to B)情報
- 市場PR動画
- 産地及び業界プロモーション動画
- 見学者向け情報
- 食材情報
- 豊洲エリアマップ
- 災害情報(Lアラート対応)
豊洲市場は40.7㎡の敷地に三つの街区をもち、水産物と青果物を取り扱っています。
ゆりかもめ市場前駅からは各街区に歩行者デッキで接続していますが、来場者から場所が分かりにくく「案内看板・掲示板がほしい」という声が多く上がっていたそうです。また、新型コロナウイルス感染症による市場施設の入場制限等、常に発信する情報を切替え、来場者に伝える仕組みとして導入されたそうです。
2021年3月8日、設置の準備がされていました。

向かって左側の案内は、動画が流れています。

青果棟の一日の様子、まぐろのせりの様子、「買う」として「魚河岸横丁」(物販店舗)の紹介、「食べる」として関連飲食店舗「豊洲グルメ」の紹介など、全部見るにはかなり長いかな?という感じでした。
真ん中には、豊洲市場の全体の地図が表示されています。

これまで、青果棟の下の飲食店舗などは特に分かりにくかったので、こちらの表示で少し分かりやすくなるといいな・・・なんて思います。
向かって右側には、関連飲食店舗の紹介や、物販店舗の紹介など、店舗名と取扱商品が並びます。

他にも、新型コロナウイルス感染症対策に関するお知らせなどにも切り替わっていました。
早速、観光でいらっしゃった方々がデジタルサイネージの前でどこに行こうかと話し合われたり、案内表示に見入ったりされていました。
コンテンツの内容は常に更新・追加が予定されており、今後は市場を経由する食材や産地のプロモーション、魚食普及や水産エコラベルなどの紹介を通じ業界活性化に寄与する取り組みを行っていくとのこと。
なんとなく殺風景だった市場前駅ですが、デジタルサイネージで一気に華やかになった気がします。

2021年秋には、駅直結の商業施設・オフィス・ホテルの複合施設「メブクス豊洲・ラビスタ東京ベイ」も開業予定ですので、ますます市場前駅を利用される方が増えることでしょう。

ブログ内では豊洲市場の飲食店舗などのご紹介もしています。よろしければ合わせてご覧くださいね!