【東雲・習い事】1歳半からのモンテッソーリ教育「マックス幼児教室」

東雲にある、1歳半から就学前までのお子様を対象にしたモンテッソーリ教育の幼児教室「マックス幼児教室」を見学してきました。

マックス幼児教室には、1歳後半からのプレクラス、2歳からのナーサリークラス、幼稚園児を対象にした午後モンテッソーリクラス、年少児からの土曜クラス、小学校受験のための受験クラスという５つのクラスがあります。

モンテッソーリ教育のクラス

1歳後半から幼稚園児までのモンテッソーリ教育のクラスは現在4種類。

1歳半～のプレクラス
2歳～のナーサリークラス
幼稚園児を対象にした午後クラス
年少児～の土曜クラス

1歳半からのプレクラスは、棚から自分一人でお道具のトレイを運べるようになってからお入りになるのが望ましいとのことです。まずは、お母様とご一緒に。無理な母子分離はせず、お子様自身が「ここは安心できる場所なんだ」と納得できるまで保護者の方には一緒に入室してもらい、一緒にお教室で見守っていくというスタイルです。泣かせない母子分離ってなかなか他のお教室にはない特徴なのではないでしょうか。

各クラス、少人数制としており最大1クラス8名程度としているそうです。（※新型コロナウイルス感染症の対策のため2021年2月現在は最大5名としています。）プレクラスやナーサリークラスで見られた、先生方の、集中している子の妨げにならないような子どもへの声のかけ方やタイミングはさすがで、子ども自身が「手伝ってください」というまでは余計な手を出さずに見守り、試行錯誤にもじっくり付き合い、「できた！」という時の喜びは「できるまでずっと見ていたよ、よくできたね」と目線で語る寄り添い方は少人数制のお教室ならではだと思いました。

非常に穏やかで静かな環境の中、小さな子どもたちが「やってみたい」と思うような教具がたくさん準備され、「この子にはこれが合うだろうな、次はここまでチャレンジしてもらいたいな、というような教材を事前に準備し、適切なものがなければ手作りしている」という先生のお言葉に、本当に子どものことを考えているお教室なのだなと感じました。

こちらは、小さいお子様用のスナップボタンやボタンの練習用の教具、先生方の手作りだそう。

小さなお子様でもやりやすい大きさや、やってみたいと思えるような魅力を感じてもらえるようにと考えられているそう。

スプーンですくって乗せる、毛糸を巻き付けて切る、などの「おしごと」（←モンテッソーリではこれらを「おしごと」と呼ぶそうです）は、小さい子にとってはとっても集中力の必要なこと！

「しののめモンテッソーリ子どもの家」の質問コーナーでもありましたが、小さい子どもは体を動かすことも大好きですが、静かに集中して行う作業も大好きなんだそうです。女の子向けのお教室なのかな？と思っていましたが、驚いたのは男の子もたくさんいたこと。小さな子どもが数人集まると騒がしくなりそうなものですが、お教室の優しい雰囲気がそうさせるのか子どもたちもとても落ち着いて「おしごと」をしていて、通われている方からは「とても充実した気持ちで帰ってくるのでお教室の後も穏やかに過ごせます」「体操教室よりも頭を使うこちらの教室の方が疲れるようで昼寝をします」などという声も聞かれました。

また、週１回のお教室ながらも、家庭との連携を重視しているそうで、毎回の先生からのフィードバックが手厚く、一人一人のお子様について様子がしっかり分かるようお伝えしているとのこと。ただ一方的に預けるだけの教室ではなくご家庭の保護者の方と一緒に協力してお子様を見ていくという姿勢も感じました。

いわゆる「ここに通えば文字が書けるようになります」とか、「〇歳までに〇〇ができるようになります」というような分かりやすい将来を約束するお教室ではありません。その代わり、一人一人の興味や能力に合わせて、その子が興味を持ってやりたいと思っていることを最大限補助して先へ進めていくというお教室となっているそうです。

小学校受験クラス

小学校受験クラスは、経験豊富な専門講師が担当。

モンテッソーリ教育を基礎に、小学校受験向けに無理なく楽しく勉強が出来るように配慮したカリキュラムを組んでいるとのことです。

ご家庭との連携に重点を置き、各クラス30分程度の保護者との講評を設け、その子どもの個性を見極めて本人に合った志望校をご家庭と教室で情報共有をしっかりとしながら一緒に決めて目指していくという方針だそうです。特に小学校受験では、志望校選びも重要なポイントとなります。ご家庭の「ここの学校に是非」という希望もあると思いますが、子どもの個性と相性が良さそうな学校を専門家から提案いただけるというのも、親だけでは気づかなかった選択肢が広がるのではないかと思います。