子連れでどう?7歳の娘と劇団四季「美女と野獣」まさかの反応

舞浜のアンフィシアターで公演中の、劇団四季ミュージカル「美女と野獣」を観劇してきました。

アンフィシアターでの「美女と野獣」の開幕は2022年10月。本当は2022年末に四季会員のお友達が取ってくれた、信じられないくらい良席のチケットで行く予定だったのですが…。出演者のコロナで休演となって行けなくなってしまってそれっきりで。今回、学校から割引チラシをもらってきたのを機に予約を取っていました。

たまにこういうチラシ、もらってくるんですよね!(生協とかでもあるよね!)

よく考えたら湾岸エリアから四季劇場って、アクセス良すぎてビックリ。アンフィシアターも車で20分くらいだし、「春」「秋」「自由劇場」は竹芝だし、「海」は汐留だし、「有明四季劇場」なんて もはや徒歩圏内だし、劇団四季好きな方にはめちゃくちゃ恵まれてる環境ですね!

さて、今回のチケットは公演2か月前に取ったものですが、良い席だと1年前とか半年以上前から予約することもある劇団四季、子連れだと当日に体調を崩さないかドキドキします。

娘を連れての劇団四季の観劇は今回で3回目。ライオンキング(4歳)、アナと雪の女王(5歳)と観てきましたが、特に問題なく楽しんでいました。

今回の「美女と野獣」は一度休演で流れてしまったこともあり、ディズニー大好きで、ディズニーアニメ美女と野獣はDVDも持っていて少なくとも20回以上は鑑賞している娘がずーっと「観に行きたい!」と言っていたもの。

当日もノリノリで、行ってきました!

子連れで注意すること

劇団四季「美女と野獣」の公演時間は2時間25分。1幕80分、休憩20分、2幕45分という構成となります。子どもの集中力が持つのか、ドキドキしてしまいますね。

劇団四季、子連れで注意することはこんな感じです。

開演前と休憩中に必ずトイレに行く(出ないといっても必ず!)・・・女子トイレはかなり並びますが、割とサクサク列が進むので見た目よりは時間がかかりません。開演後の離席は他のお客様の迷惑になるのはもちろんのこと、出てしまうとしばらく入れないタイミングもあるので注意が必要です。

130センチ以下の子どもにはシートクッションの貸し出しがある・・・入り口で案内してもらえます。係員の方が座席で座った状態を確認してくれます。公演後は席に置いたままにしておいてよいそう。

(女子限定)ディズニー作品はドレスを着てくる子も多いことを知っておく・・・アナ雪を見に行ったときに事前に散々、エルサのドレスを着ていくか確認して「着ない」と言ったにもかかわらず、現地でドレスを着用している多数の子を見て「着替えに帰る」とゴネられて困った経験があります(当時5歳 笑)念のため持って行けばよかった。気にする女子はご注意を。

劇場内は飲食禁止だけど・・・客席内では基本的に飲食禁止ですが、一部劇場では飲み物はOK(キャップ付きのものに限る)。アンフィシアターはOKでした。子どもに持たせるのならこぼれる心配の少ないストロータイプの水筒は便利だなと思いました。時間帯によってはお腹が空くので休憩中にロビーで食べられるような小さなお菓子(焼き菓子とか飴とか)を持って行くのも良いかと思います。(子どもはお腹すくと不機嫌になるので)
アンフィシアターはロビーにタリーズが入っていて、サンドイッチやバウムクーヘンなども売っていました。

劇団四季からの公式のご案内はこちらです。
「お子様連れの方へのサービス」

さて観劇は・・・

結論!とっても良かったです!今まで見た四季作品の中で一番。もう一度観たい!(私)に対して、「え?一番つまんなかった」の娘。

えええー!!!???なんでこんなに感想が割れるの!??

娘も私も、ディズニーアニメ「美女と野獣」のストーリーがしっかり頭に入っているし、歌もほぼ歌えるくらい知っているので予習はバッチリ。

しかし、元のストーリーをあまり知らなくても全く知らなくても、話の流れが良くわかるように作られていました。私はアニメよりも四季のストーリーの方が好きかも…!

ベルの伸びやかな声、ガストンの歌の これぞミュージカルの醍醐味というほどの歌とダンス、華やかな名曲 Be Our Guest(ビー・アワ・ゲスト / おもてなし)のパフォーマンスの素晴らしさ。今回S席のファミリーゾーンでの鑑賞でしたが、もっと前列だったらさらに惹き込まれるんだろうなぁ~!

最後は客席のほとんどがスタンディングオベーションでした。

その他のシーンで印象に残っているのは、

ガストン。アニメよりももっと最低で、「俺の嫁になりたいだろ?子どもが6人(7人?)しかも全部男の子がいて、お前は俺のマッサージ」みたいなセリフとか、追っかけレディースたちに「結婚してもお前たちとも遊んでやるよ」みたいなセリフとか。

ベルと野獣が「初めての気持ち(恋心)」により変化していく過程が詳細で、ベルが「昨日までとはすべてが違って見える」というセリフなんかはアニメにはなかった気がするんだけれど、そこがよかったなぁ♡

ストーリー通りとはいえ、最初に野獣に捕まった父親に対して自分が身代わりになり一生拘束されるというベルに「いやいや、どっちの人生の方が長いのよ、自分が犠牲になって親が喜ぶとでも思うの?」という親目線の突っ込みや、「そういえばなんだか、監禁した相手のことを愛していると勘違いする心理ってあったよな(調べたらストックホルム症候群というらしいです)」とかいろんなこと考えちゃったけど。

娘は、といえば、暗いシーンも多かったり、野獣が吠える場面などは怖かったのか、結構な割合で私の手を握っていました。

「いまいち」の理由は、たぶんまだ「恋心」にピンと来ないからでしょうね!人を愛する心を知ることによって人生が変わる、それがテーマなんだけどなぁ。

全体的に思想が古くてガストンの思いっきり男尊女卑な性格とか、知らない街に行くことが夢だというベルに、それを変わり者だという人たちも、現代っ子からしたら「なんじゃそりゃ」なのかも。

1幕の途中でちょっと中だるみ「ねぇ、ちょっと眠くなっちゃったんだけど」が発動し、ガストンの歌で持ち直し。2幕は途中でいろいろ喋りかけてきたので「シー、静かに」とすることもあり。ディズニープリンセスとしては好きでも、ちょっとストーリー的にはまだ難しかったかな。子どもが主役のライオンキングや、ラブストーリーではない「アナ雪」の方が子どもには見やすかったのかもしれません。

あ、完全にうちの娘一人だけの話ですので、もちろんしっかり楽しめるお子さんも多いと思いますよ!特にビーアワゲストなどは最高なので、「これぞミュージカル」という醍醐味を味わえると思います。

ちなみに、途中でキラキラテープがパーン!と会場前方に振り撒かれるシーンがあったのですが、それが取れてたら少しは印象よかったのかな(笑)「もっと前で観たかった」と言われてしまいました~。そんないい席、かなり頑張らないと取れないんだよなぁ。前から10列目くらいまでならゲットできたと思います。(あとから箱に集められていたから持って行ったら?と言ったけど、それは嫌だったそう。降ってきたのを取りたかったのね。)

そんなこんなの、劇団四季「美女と野獣」観劇レポでした。

次回は一人でもう一度観に行こうかな。

ライオンキングを見た時のことはこちらから。

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