祝・豊洲市場見学再開!裏技あり!?近隣住民がおすすめする観光・見学ルート

新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のために、長らく観光客の受け入れを制限していた豊洲市場ですが、2021年11月1日午前5時より セリ場などの見学を再開しました。

コロナ前は観光バス等で見学に来ている団体さんもいたのですが、コロナになってから団体客の受入制限もあり本当にガラーンとしていた豊洲市場周辺。近隣住民としては応援しよう!(そして空いている今がチャンス!)とばかりに何度か通っていました。あんなに閑散としていた豊洲市場でしたが、11月に入り、人出が戻ってきたようでうれしい限り!

湾岸エリア在住の方からも せっかく近隣に住んでいるのに「行ったことないしよく分からない」という声もよく聞く豊洲市場、いろいろ面白いので行かないともったいないです!今回は簡単に見学できるルートと裏技?をご紹介します。

豊洲市場初心者さんへ伝えたいこと

よく現地で迷子になっている方をお見掛けするので、初めて行くよ!という方に声を大にして伝えたいことがあります。

観光客の見学通路は基本的にゆりかもめ 市場前から繋がる2階ペストリアンデッキで全て繋がっています。(江戸前場下町は除く)

よく道路沿いでスマホ見ながら迷子になっている人います!2階に上がってください。1階に位置する「大和寿司」も基本的には2階から下るのが順路です。(大和寿司への詳しいルートは後述しています)

その他 注意事項は下記の通り!

  • 実はかなり広いので見学するなら歩きやすい靴で
  • 飲食店も物販店も、午後早めの時間帯には閉まります(見学は15時までですが、14時には閉店しているお店も多いです)
  • 日曜・祝日・市場の休市日(主に水曜日)は、豊洲市場に入場できません!休市日カレンダーはこちら
  • 物販店舗はありますが築地場外市場のようなものはありません(そのうちできるそうですが・・・いつ?)

見学に対するその他注意事項はこちら(東京都中央卸売市場公式ページ)からも。

おすすめのお土産は後述していますのでよかったらご覧ください。

予約がなくてもマグロのセリは見られます

豊洲市場観光にオススメする時間帯は、ずばり「早朝」です。

マグロのセリは、市場前駅から見て左手一番奥 7街区水産卸売場棟 で行われます。

ゆりかもめ 市場前駅からペストリアンデッキ「マグロせり」とかいてある方にひたすら進み、飲食店などが入る管理施設棟内を通りすぎ、まだいいの?というくらいまっすぐ進み続けると到着します。

専用の「マグロせり見学デッキ」からの見学には事前のインターネット経由の予約(抽選制)が必要となりますが、2階の見学デッキからは予約不要でどなたでも見学することが可能です。

2階見学デッキからでもこんな感じで見られますよ。(時刻はこの時午前6時4分!)

せり見学は、午前5時半~6時半くらいの間がお勧めです。あまり遅いと手前の方が終わっている可能性もあります。この時も、数分の間にどんどんせりが進んでいました。

事前抽選制のせり見学申し込みはこちらから。

見学デッキには せりのサインである「てやり」の説明などもありじっくり見ていくのも社会科見学のようで楽しいですよ。せりを見終わった後には、大きなマグロの模型もある見学者ホールで写真撮影なども良いと思います!

豊洲市場のことがよく分かる「豊洲市場PRコーナー」は、残念ながら営業時間が 午前8時30分から午後2時30分まで(土曜日は午前11時30分まで)なので せりの時間にはまだ開いていません。

早朝の屋上緑化広場を見学

まぐろのせりが行われる 7街区水産卸売場棟の道を挟んで向かい側、6街区水産仲卸売場棟の屋上緑化広場での早朝散歩も気持ちが良いです。

こちらへ向かうには一度 ゆりかもめ市場前駅方面までペストリアンデッキで戻り、反対側通路へ渡る必要があります。(ピンクの線が見学者の歩行通路となります)

エレベーターで上がったところ。さらに階段を上がると緑化広場へ繋がります。

朝焼けの空の下、ほぼ貸切状態の屋上緑化広場、なんて贅沢!レインボーブリッジや東京タワー、東京オリンピック選手村や競技会場なども一望できます。PV撮影なんかもされている場所、夜景も綺麗なので夜もおすすめの場所です。

水産仲卸売場棟 4階は物販店舗も

屋上緑化広場のある水産仲卸売場棟には、「寿司大」などがはいる関連飲食店舗「豊洲ぐるめ」と、仲卸売場が上から見られる 見学ギャラリー(3階)、そして一般客も入場可能な 物販店舗「魚がし横丁」屋上緑化広場のある水産仲卸売場棟には、「寿司大」などがはいる関連飲食店舗「豊洲ぐるめ」と、仲卸売場が上から見られる 見学ギャラリー(3階)、そして一般客も入場可能な 物販店舗「魚がし横丁」(4階)があります。

物販店舗では市場ならではのおみやげ品を購入することもできます。食品はもちろんのこと、豊洲グッズを取り扱っているお店もありますよ!

外国人の方にも喜ばれそうな「寿司Tシャツ」や「豊洲」と大きくロゴの入ったバッグ類なども。

「鮨トランプ」買ってみちゃいました!早速子どもがこれを使ってトランプではなく回転寿司屋さんごっこをしていましたよ。母は回らないお鮨が食べたいですが、子どものイメージとして「おすし=回転」だそう。そうでしょうね~。

だいぶ過去記事ですが、写真多めで水産仲卸売場棟の様子を載せています。

青果棟も見学できます!

一番 豊洲駅に近い場所に位置する「青果棟」、こちらも見学することができます。

ゆりかもめ 市場前駅から、2階ペストリアンデッキで繋がっています。

はい、本当に豊洲市場ってあちこち見学しようと思うと広いんです。歩くんです。なので、市場見学は歩きやすい靴がお勧めです。サクッと見ても 3棟全部回ったら1時間半くらいかかるかも?

青果棟も、一番奥に見学者ホールがありますよ!

見学者デッキでは、物流についての動画が流れていたり、展示パネルもたくさんあってしっかりお勉強にもなります。コロナ前は修学旅行の子どもたちもよく見かけたけれど・・・実際にここでターレーなどが動いている場面は早朝がメインとなるので、合わせてご覧になるとより理解が深まる気がします。子どもたちがもう少し大きくなったら連れていきたいな。当たり前と思っている食べ物も、こうやって いろんな人や業者さんの元を経て 食卓に並ぶんですよね。

青果棟の見学についてはこちらも合わせてご覧ください。

「大和寿司」裏技!予約で並ばず食べれます

やっぱり豊洲観光に来たらお鮨でしょ!って、思いますよね!?

飲食店舗、どこも美味しいのですがやっぱり2大人気店は、「寿司大」と「大和寿司」でしょうか?

中でも青果棟1階にある「大和寿司」は食べログから事前予約ができるんです。

緊急事態宣言中は、ふらっと行ってもお店半分貸切・・・?なんてタイミングもありましたが、コロナ以前は早朝から長蛇の列ができているお店!並ばずサクッと入れる予約システムはありがたいですね。

はぁ~、至福。詳しい行き方などはこちらをご覧ください。

豊洲市場の おすすめ お土産品!

豊洲市場に来たんだからお土産買って帰ろうかな!という方へ。個人的なお勧め品です。

  • 茂助団子(7街区 管理施設棟 3階)
  • 玉子焼き(6街区 4階 魚がし横丁内)
  • まぐろのお刺身(江戸前場下町)

築地場外市場のように、一般客が買いやすいお店がたくさんあるわけではないのが現在の豊洲市場。「千客万来」という施設ができると言われ続けて・・・開業が延び延びになっているのです・・・。22年度中と言われていた施設の開業も、ようやく着工したばかりで24年度になるのではないかという話まで。

そういうわけで、現在のところ、暫定施設として営業している「江戸前場下町」が一番お土産が買いやすいのかもしれません。一般向けのマグロの小売りをしているのは江戸前場下町の「本まぐろ直売所」だけ!

江戸前場下町は割と、近隣住民の方が日常使いしている感じです。飲食店もいくつかありますよ!市場内より安価で食べられます。

「ミチノテラス豊洲」も今後オープン

ゆりかもめ 市場前駅から直結する、オフィスが中心の「メブクス豊洲」、交通広場「豊洲MiCHiの駅」、「ホテルラビスタ東京ベイ」の複合施設「ミチノテラス豊洲」も今後開業予定です。(メブクス豊洲のみ10月に開業)

益々アクセスしやすくなり、観光客も増えるのかな!?と楽しみにしています。

豊洲市場のグルメ情報もブログ内で記事にしています!PCの方はサイドバーのカテゴリー「豊洲市場 – グルメ」から、スマホの方は記事本文下のカテゴリー一覧から「豊洲市場 – グルメ」よりご覧いただけます。

どうぞ合わせてチェックください!

何度も言います。行ってお休みだったらがっかりすぎますので、休市日はこちらから要チェック。

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